STORY

2021.12.20

アイダーダックに会いに

アイダーダックに会いに

 肌を切るような冷たい海風が吹く。

体を縮ませて、慎重に草原に足を踏み入れる。

間違えて卵を踏んでしまわないように、

親鳥を驚かせてしまわないように。

最初に発見した巣は、草むらに隠れるようになっていた。

柔らかくあたたかそうな羽毛にそっと寝かされた卵は、

宝物として扱われていることがよくわかる。                        

 

 

アイスランドの離島に生息するアイダーダックは、

保護鳥に指定されている野鳥。

人間の都合に支配されないこの島で、

ファーマーと共存して生きている。

不要な手出しをせず、欲を押し付けることもせず、

ファーマーはあるがままを見守り、

アイダーダックはあるがままに育ちこの島を巣立つ。

まるで、理想的な親子の関わりのように。

アイダーダックダウンは

別名「King of Down」。

それは世界最高峰の品質と愛でできている。

 信頼関係の証

アイダーダックは、自らの胸の毛であたたかい巣を作ります。ファーマーは天敵から卵や雛を見守り、完全に雛が巣立った後、巣に残された羽毛を分けてもらうのです。アイダーダックダウンは、何世紀も続く共存共益の関係から生まれています。

厳格に守られた希少性

生息数が少ないアイダーダックは特別保護鳥。羽毛の採取方法は厳格に定められ、とても手間がかかります。採取できるのは一部のファーマーだけ。さらに、ひとつの巣から採れるのはわずか17g程度。年間にして約3000kgしか確保できない、とても希少な羽毛です。

極上をうむ独特の形状

 

アイダーダックダウンは先端がカギ状になっています。羽毛同士が絡み合って細かい空気の層をつくるため、保温・弾力・通気性に優れています。触れてすぐに広がるあたたかさと驚くほどの軽さ。どんな上質を知る人にも極上の感動を与えます。

アイスランド政府認定の証

 

アイダーダックダウンは、羽毛の純度・重さ・色・においに至るまで、厳しい基準が定められています。審査に合格したものには、アイスランド政府が記入・捺印・署名した「原産地証明書」が発行されます。
これは、ふとん1枚1枚に発行され他国で充填されたアイダー羽毛ふとんには発行されません。

伝統技術のようにていねいに

 

採取した原毛は、膨大な時間と労力をかけて製毛され、最終的に20kgの原毛が7kg程度になるといわれています。
その過程には、根気、技、特殊機械など、様々な要素と高い基準が求められ、自社で製毛できるのはアイスランド国内でも数社のみ。
Stellan(ステラン)は、唯一アイスランド製アイダー羽毛ふとんを製品化したブランドです。

アイダーダックダウンは、アイスランドが守り抜く伝統ともいえる極上の羽毛。

一生物として使うなら、ぜひ本物を。

高温で蒸して除菌

 

わらや不純物を機械で取り除く

 

手作業で細かいゴミを取り除く